本人を前向きにするために

医者

自傷を行う人は、中高生などが圧倒的に多いため、まずは、親が子供が受診しやすい環境を作り上げてから、病院へ連れていくことが大事です。そして、治療は、主に心理療法を中心に行いますが、補助的に食事や生活指導など、自傷の種類に合わせて追加されます。

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放置をすると悪化します

看護師

自傷行為には、爪噛みや頭髪を抜くなどの軽い程度の種類から、体の一部を刃物で切る、壁で体を叩くなどがあります。自傷行為は放置をすると、エスカレートする傾向があるため、早めに精神神経科の病院やクリニックを受診させることが大事です。

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目的が異なる

悩む人

感情を適切に回復

自分の感情のコントロールができない人は、溺れているようにもがき、自分を救出してくれるものを求めて手を伸ばしています。自傷行為というのは、そんな人々が見つけられる救命手段の一つです。自傷にはいろいろな種類があり、その一つは、鎮静薬としての役割です。自分を傷つけるとすぐに、落ち着きと安堵の期間が訪れます。この期間がどれほど長く続くかは人ぞれぞれのエピソードによっても異なります。数分という人から数日という人まで、実にさまざまです。人は絶望すると、ほんの短い安堵であれ、カラカラに乾ききった喉に、ゴクリと飲んだ冷たい水のように感じられます。しかし、鎮静薬として自分を傷つける場合、身体は組織の損傷への痛みの対処法としてある種の化学物質を放出します。これが、慣れてくると、同じ安堵感を得るために、より頻繁な自傷が必要になるわけです。こうした依存状態になる前に、治療をする必要があります。また、目的が自殺防止という種類のものもあります。このタイプの自傷は、主に自殺念慮を伴うことが多い、強烈な恐怖と不安から逃れるために好意に及んでいることがほとんどです。自殺に対する不穏な執着心をどうにか止めようともがくなかで、意図的に自分を傷つけています。感情の調整異常と自殺に関する思考や感情の両方に対処しようともがき苦しんでいるので、リスクが非常に高いタイプです。いろいろな種類がある自傷ですが、その種類によって治療のアプローチも異なってきます。鎮静薬としての自傷を行っている人に対しては、認知行動療法の中の、認知的側面のアプローチが有効です。自分自身と自分の世界に関して抱いている非現実的な信念、つまり認知の歪みを検証して、修正することで、変化を支援する方法になります。効果的な理由は、数多くの誤解や認知の歪みは、自傷したいと自分を強く駆り立てる衝動の要因でもあるからです。自分を傷つけてしまう人の多くが抱えている認知の歪みは、自分は負け犬で弱虫だというものになります。そのため、苦痛をやわらげる行為に依存し、繰り返します。そのパターンを正しく修正するために、認知行動療法を行うのが一般的です。一方、自殺防止に伴うタイプの人は、治療の一環として、継続的なリスク評価を受けることが重要です。加えて、感情的に圧倒されそうなほどの恐ろしい気持ちは、自傷をおこなう人をしばしば衝動的にさせ、危険で無意味な行動に走らせることがあります。多くは、自分を駆り立てるものが何かを知らずに行動を起こすことが珍しくありません。そのため、行動連鎖分析などの治療を行い、本人が自分の衝動をコントロールできるようにしていくことがほとんどです。

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